powercuisine’s blog

メタボを気にせず食ったもの、飲んだもの、出逢った人々のこと。 そして、人生の悲しみ、喜び、なんてことないこと。

ロース麺

 

中華料理店でランチした。

中国出身の方が営んでいる街の中華屋さん。

以前、この店でレタスチャーハンを頼んだら、チャーハンの上に生のレタスが載っていた。一緒に炒めるものだと思っていたので、軽いカルチャーショック。

今回は、「ロース麺」なるランチメニューがあったので頼んでみた。

ロースー麺の間違いか?と思いつつ、肉絲(ロースー)が上に掛かった麺を想像。

しかし、やってきたのは、ロースカツが載った麺。

これってパーコー麺っぽいんだけど。 アバラ肉ではなくロース部分を使ってるから、ロース麺ってことなのか。  だったら、ロースカツ麺と書いておいて欲しかった。

ま、これはこれでアリだったけど。

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ショーパブ

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この写真に写る7人のダンサーのうち女性は1人だけ。

そう、オカマさんたちのショーパブでのラストの一幕。

唯一の女性は、振り付けなどを手がけ、ダンス指導している。

毎夜、19:30と22:00の2回。約1時間のショーが繰り広げられる。

開演前のMCもオカマさんたちにより、おもしろ・おかしく携帯電話のオフ、ショー開園中のトイレへの誘導、ドリンク類の追加などの注意が行われ、ショーへの期待が高まる。 ショー内容もコミカルあり、妖艶ダンスあり、物語仕立てありと飽きさせないし、ダンスレベルも高い。

しかし、これらのエンターティメントの裏には、レッスンやリハーサルなどの涙ぐましい努力があり、華やかなオカマ世界に憧れて入ってきた若者の大半は、きつくて辞めていくという。

少し頑張った子たちは、新宿で踊ってましたという経歴をひっさげて地方のオカマ店に行くらしい。

しかし成功したとしても、狭いし特殊な世界なので、日の目をみてTVやマスコミに引っ張りだことはならない。 もう少し、日本人もソフト面での評価を高め、価値を認めて相応の対価が払われる仕組みを築くべきなのではないだろうか。

運慶展

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上野の国立博物館で「運慶展」が開催されている。

残り会期も、あと1週間。 11/26(日)までとなっている。

混雑していると聞いたので雨の土曜、11時半頃に行ったが、まあまあの混み。

入場はすぐに出来たが、音声ガイダンスの申し込みに長蛇の列。

だったので音声ガイドなしで、展示品だけを見て回る。

各展示とも、正面には人が多いが、裏は人が少ない。

本来ある寺や山門などでは裏を見ることが出来ないので、裏に回ってみるのは一つの楽しみ。 そして、裏まで見る人は少ないので、意外に空いていて見やすい。

日本各地にある運慶の作品が一同に会するというのも貴重なので、ぜひ上野に足を運ぶことをお勧めする。

お酉様

今年の酉の市は三の酉まである。 三の酉まである年は火事が多いという。

  1. 当時の江戸では、火事が大敵だった。
    三の酉の頃には寒さが増し、火を使う機会が増える事。
    また、空気が乾燥する時期であることから、火に対する戒めで言われるようになった。
  2. 酉の市に便乗して、吉原へ出かけようとする男たちを足止めするために、「三の酉には火事が多い。だから夜遊びはほどほどにしなよ。」と、女房達が広めた。
  3. 地方などで「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事がでる」と言われたことから出た俗説である。

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さて、我が家では毎年、新宿の花園神社に詣でて熊手を買い求める。

しかも毎年「野原商店」というテキヤさんから。と決めている。

今年、(たぶん)一番でかい熊手を買っていたのは、水商売のママさん。

これで80万ほどするらしい。

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今年の酉の市で、一番驚かされたのは、中国や韓国からの旅行者が多かったこと。

平気で2万、3万の熊手を買っていかれる。 縁起物だから国は問わないのか。

しかし、それよりも驚いたのが、中国人が名前を木札に書いてくれと言ったら、店の人がパソコンで出力するから、当用漢字にない漢字はプリントできない! と言ったこと。 グローバル化、IT化はテキヤ家業にも影響している。

すし桶にカレー!

群馬県高崎市

サンコーカントリークラブというゴルフ場がある。

ラウンド終了してから、すぐ近くにある「一期一会」という蕎麦屋が美味いので、たまに顔を出す。 ところが、この日は団体予約で貸切。一般客は入れなかった。

しかたなく、高崎市街方面に車を走らせていると、左側に「そばとし」という店があるではないか。 しかも駐車場も広く、手っ取り早くココで蕎麦をいただくことにする。

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頼んだのは、「割子蕎麦」。 5段に、あらかじめ薬味が載っている。

これはこれで、5種の味が楽しめて面白い。

 

食べていると、隣のテーブルに座った一人客の男性が頼んだカレー・かけそばセットが来た。 思わず目を疑う光景が・・・。

なんと、カレーライスが寿司桶に入って登場したではないか。

思わず、隠し撮りしてしまった ↓

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名店のグローバル化

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新川にある、すき焼きの名店。

先日、男女2名づつの4名で予約して、すき焼きを楽しんだ。

以前うかがった時には、ベテラン仲居さんが絶妙な箸裁きで牛鍋を作ってくれ、

めいめいに取り分けてくれた。 5名以上からは個室の予約も可能なのだが、いかんせん4名。 ま、他のテーブルとの同席は致し方ないと思っていた。

ところが、通された部屋はテーブル5つが置かれた部屋なのだが、そのうち4つ分
16名近くが宴会を行っており、その脇でポツンと1テーブルに通された。

16名のうち半数以上が中国の方らしい。 中国語が飛び交い、宴もたけなわで声は大きいし、何度も何度も起立して「カンペー!」をやる。

椅子を下げるから通路を仲居さんが通ることが出来ない。というわけで、こちらのテーブルへの配膳、牛鍋作りのサービスも一旦中止状態となる。

しかも仲居さんがベテランではなく、アルバイトの若い女性だったので、中国の宴席に注意することもなく、通れない通路でウロウロするばかり。

コチラの鍋をセットして、牛脂を投入し、火をつけたまではイイが、その後近づけなかったために、鍋からはもうもうと煙が立ち上る始末。

というわけで、宴会が終わるまでは、こちらの牛鍋は始まらなかった。

ここまでは、タイミングが悪かったとか・・・少しは、あきらめもつく。

しかし、最後まで店の人から謝罪らしき言葉が聞けなかったことが残念。

名店と呼ばれていた店だが、客層のレベル低下とともに「おもてなし」の心も忘れたか?

きらず

先日、とある牛肉を食べさせる店の先付けに「きらず」(右)が出てきました。

運んできた仲居さん曰く、「料理長自家製のきらずでございます。別名おからなどといわれますが、お客様との縁をきらずという験(げん)を担いでお出ししております。」

と説明を受けて・・「?」

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そもそも「きらず」、「おから」、「卯の花」と違いはあるのだろうか?

で調べてみたところ・・

 

◎おから
豆腐を作る時、大豆から豆乳を絞り残ったかすのような物これを「おから」と呼んで
います。
残ったかすをなぜ「おから」と呼ぶようになったかと言うと、「おから」と言う言葉
は「絞ったかす」の意味になり、殻の「から」に「御」をつけ丁寧に表現した言葉か
ら「おから」となりました。

◎卯の花(うのはな)
おからそのものを「卯の花」と呼ぶのではなく、おからを炒って煮た物を「卯の花」
と言います。
おからを炒って煮た物を「卯の花」と呼ぶようになったのは、
「から」と言う言葉は「空」になり「空に通じる」空は実体のない物の意味になり
縁起の良い言葉ではありませんでした。
空の反対の言葉になる「有(う)」は実体のある物という意味があり
植物の卯の花のように白いことから「卯の花(うのはな)」
と呼ばれるようになります。

◎きらず
おからは切らずに料理をする事ができることから「きらず(岐良須)」白色と切らない
事で「雪花菜(きらず)」とも呼ばれるようになりました。
「雪花菜(きらず)」は主に関西や東北で使われているようです。

ということだそうです。