Bean To Bar
最近のチョコレートのトレンドとしてBean to Barという言葉を耳にする。
写真のMinimalさんは、カカオマスと砂糖以外使っていないチョコレート屋さん。
Bean to Barとは、カカオ豆からチョコレートバーを作るという工程を意味する。
従来はチョコレートバーを輸入して溶かしなおして作っていたのだが、カカオ豆を輸入し、焙煎し、カカオマスを作り、それをチョコレートにする。
手間がかかるが、こちらが本来の工程なので、当然美味しい。
ちなみに原材料の表記には、一番多く使われるもの順に表示するというルールがある。
コンビ二で売られているチョコレートの多くは、砂糖がトップ。
これはチョコレートではなくチョコレート菓子だ。
カカオマスが最初に表記されているものがチョコレート。 気をつけて選ぼう。
ちなみに乾麺の蕎麦も、小麦粉が一番最初にくるものが多いので要注意だ。
ロース麺
中華料理店でランチした。
中国出身の方が営んでいる街の中華屋さん。
以前、この店でレタスチャーハンを頼んだら、チャーハンの上に生のレタスが載っていた。一緒に炒めるものだと思っていたので、軽いカルチャーショック。
今回は、「ロース麺」なるランチメニューがあったので頼んでみた。
ロースー麺の間違いか?と思いつつ、肉絲(ロースー)が上に掛かった麺を想像。
しかし、やってきたのは、ロースカツが載った麺。
これってパーコー麺っぽいんだけど。 アバラ肉ではなくロース部分を使ってるから、ロース麺ってことなのか。 だったら、ロースカツ麺と書いておいて欲しかった。
ま、これはこれでアリだったけど。
ショーパブ
この写真に写る7人のダンサーのうち女性は1人だけ。
そう、オカマさんたちのショーパブでのラストの一幕。
唯一の女性は、振り付けなどを手がけ、ダンス指導している。
毎夜、19:30と22:00の2回。約1時間のショーが繰り広げられる。
開演前のMCもオカマさんたちにより、おもしろ・おかしく携帯電話のオフ、ショー開園中のトイレへの誘導、ドリンク類の追加などの注意が行われ、ショーへの期待が高まる。 ショー内容もコミカルあり、妖艶ダンスあり、物語仕立てありと飽きさせないし、ダンスレベルも高い。
しかし、これらのエンターティメントの裏には、レッスンやリハーサルなどの涙ぐましい努力があり、華やかなオカマ世界に憧れて入ってきた若者の大半は、きつくて辞めていくという。
少し頑張った子たちは、新宿で踊ってましたという経歴をひっさげて地方のオカマ店に行くらしい。
しかし成功したとしても、狭いし特殊な世界なので、日の目をみてTVやマスコミに引っ張りだことはならない。 もう少し、日本人もソフト面での評価を高め、価値を認めて相応の対価が払われる仕組みを築くべきなのではないだろうか。
お酉様
今年の酉の市は三の酉まである。 三の酉まである年は火事が多いという。
- 当時の江戸では、火事が大敵だった。
三の酉の頃には寒さが増し、火を使う機会が増える事。
また、空気が乾燥する時期であることから、火に対する戒めで言われるようになった。 - 酉の市に便乗して、吉原へ出かけようとする男たちを足止めするために、「三の酉には火事が多い。だから夜遊びはほどほどにしなよ。」と、女房達が広めた。
- 地方などで「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事がでる」と言われたことから出た俗説である。
さて、我が家では毎年、新宿の花園神社に詣でて熊手を買い求める。
しかも毎年「野原商店」というテキヤさんから。と決めている。
今年、(たぶん)一番でかい熊手を買っていたのは、水商売のママさん。
これで80万ほどするらしい。
今年の酉の市で、一番驚かされたのは、中国や韓国からの旅行者が多かったこと。
平気で2万、3万の熊手を買っていかれる。 縁起物だから国は問わないのか。
しかし、それよりも驚いたのが、中国人が名前を木札に書いてくれと言ったら、店の人がパソコンで出力するから、当用漢字にない漢字はプリントできない! と言ったこと。 グローバル化、IT化はテキヤ家業にも影響している。
すし桶にカレー!
サンコーカントリークラブというゴルフ場がある。
ラウンド終了してから、すぐ近くにある「一期一会」という蕎麦屋が美味いので、たまに顔を出す。 ところが、この日は団体予約で貸切。一般客は入れなかった。
しかたなく、高崎市街方面に車を走らせていると、左側に「そばとし」という店があるではないか。 しかも駐車場も広く、手っ取り早くココで蕎麦をいただくことにする。
頼んだのは、「割子蕎麦」。 5段に、あらかじめ薬味が載っている。
これはこれで、5種の味が楽しめて面白い。
食べていると、隣のテーブルに座った一人客の男性が頼んだカレー・かけそばセットが来た。 思わず目を疑う光景が・・・。
なんと、カレーライスが寿司桶に入って登場したではないか。
思わず、隠し撮りしてしまった ↓
名店のグローバル化
新川にある、すき焼きの名店。
先日、男女2名づつの4名で予約して、すき焼きを楽しんだ。
以前うかがった時には、ベテラン仲居さんが絶妙な箸裁きで牛鍋を作ってくれ、
めいめいに取り分けてくれた。 5名以上からは個室の予約も可能なのだが、いかんせん4名。 ま、他のテーブルとの同席は致し方ないと思っていた。
ところが、通された部屋はテーブル5つが置かれた部屋なのだが、そのうち4つ分
16名近くが宴会を行っており、その脇でポツンと1テーブルに通された。
16名のうち半数以上が中国の方らしい。 中国語が飛び交い、宴もたけなわで声は大きいし、何度も何度も起立して「カンペー!」をやる。
椅子を下げるから通路を仲居さんが通ることが出来ない。というわけで、こちらのテーブルへの配膳、牛鍋作りのサービスも一旦中止状態となる。
しかも仲居さんがベテランではなく、アルバイトの若い女性だったので、中国の宴席に注意することもなく、通れない通路でウロウロするばかり。
コチラの鍋をセットして、牛脂を投入し、火をつけたまではイイが、その後近づけなかったために、鍋からはもうもうと煙が立ち上る始末。
というわけで、宴会が終わるまでは、こちらの牛鍋は始まらなかった。
ここまでは、タイミングが悪かったとか・・・少しは、あきらめもつく。
しかし、最後まで店の人から謝罪らしき言葉が聞けなかったことが残念。
名店と呼ばれていた店だが、客層のレベル低下とともに「おもてなし」の心も忘れたか?