powercuisine’s blog

メタボを気にせず食ったもの、飲んだもの、出逢った人々のこと。 そして、人生の悲しみ、喜び、なんてことないこと。

すし桶にカレー!

群馬県高崎市

サンコーカントリークラブというゴルフ場がある。

ラウンド終了してから、すぐ近くにある「一期一会」という蕎麦屋が美味いので、たまに顔を出す。 ところが、この日は団体予約で貸切。一般客は入れなかった。

しかたなく、高崎市街方面に車を走らせていると、左側に「そばとし」という店があるではないか。 しかも駐車場も広く、手っ取り早くココで蕎麦をいただくことにする。

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頼んだのは、「割子蕎麦」。 5段に、あらかじめ薬味が載っている。

これはこれで、5種の味が楽しめて面白い。

 

食べていると、隣のテーブルに座った一人客の男性が頼んだカレー・かけそばセットが来た。 思わず目を疑う光景が・・・。

なんと、カレーライスが寿司桶に入って登場したではないか。

思わず、隠し撮りしてしまった ↓

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名店のグローバル化

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新川にある、すき焼きの名店。

先日、男女2名づつの4名で予約して、すき焼きを楽しんだ。

以前うかがった時には、ベテラン仲居さんが絶妙な箸裁きで牛鍋を作ってくれ、

めいめいに取り分けてくれた。 5名以上からは個室の予約も可能なのだが、いかんせん4名。 ま、他のテーブルとの同席は致し方ないと思っていた。

ところが、通された部屋はテーブル5つが置かれた部屋なのだが、そのうち4つ分
16名近くが宴会を行っており、その脇でポツンと1テーブルに通された。

16名のうち半数以上が中国の方らしい。 中国語が飛び交い、宴もたけなわで声は大きいし、何度も何度も起立して「カンペー!」をやる。

椅子を下げるから通路を仲居さんが通ることが出来ない。というわけで、こちらのテーブルへの配膳、牛鍋作りのサービスも一旦中止状態となる。

しかも仲居さんがベテランではなく、アルバイトの若い女性だったので、中国の宴席に注意することもなく、通れない通路でウロウロするばかり。

コチラの鍋をセットして、牛脂を投入し、火をつけたまではイイが、その後近づけなかったために、鍋からはもうもうと煙が立ち上る始末。

というわけで、宴会が終わるまでは、こちらの牛鍋は始まらなかった。

ここまでは、タイミングが悪かったとか・・・少しは、あきらめもつく。

しかし、最後まで店の人から謝罪らしき言葉が聞けなかったことが残念。

名店と呼ばれていた店だが、客層のレベル低下とともに「おもてなし」の心も忘れたか?

きらず

先日、とある牛肉を食べさせる店の先付けに「きらず」(右)が出てきました。

運んできた仲居さん曰く、「料理長自家製のきらずでございます。別名おからなどといわれますが、お客様との縁をきらずという験(げん)を担いでお出ししております。」

と説明を受けて・・「?」

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そもそも「きらず」、「おから」、「卯の花」と違いはあるのだろうか?

で調べてみたところ・・

 

◎おから
豆腐を作る時、大豆から豆乳を絞り残ったかすのような物これを「おから」と呼んで
います。
残ったかすをなぜ「おから」と呼ぶようになったかと言うと、「おから」と言う言葉
は「絞ったかす」の意味になり、殻の「から」に「御」をつけ丁寧に表現した言葉か
ら「おから」となりました。

◎卯の花(うのはな)
おからそのものを「卯の花」と呼ぶのではなく、おからを炒って煮た物を「卯の花」
と言います。
おからを炒って煮た物を「卯の花」と呼ぶようになったのは、
「から」と言う言葉は「空」になり「空に通じる」空は実体のない物の意味になり
縁起の良い言葉ではありませんでした。
空の反対の言葉になる「有(う)」は実体のある物という意味があり
植物の卯の花のように白いことから「卯の花(うのはな)」
と呼ばれるようになります。

◎きらず
おからは切らずに料理をする事ができることから「きらず(岐良須)」白色と切らない
事で「雪花菜(きらず)」とも呼ばれるようになりました。
「雪花菜(きらず)」は主に関西や東北で使われているようです。

ということだそうです。 

上野桜木あたり

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上野桜木あたり

ちょうどカヤバ珈琲というレトロ喫茶店の道を入ってきたところ

最初に現れる建物にはビアホールが・・

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「あたり1」の横を抜け奥に行くと・・・

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 こうやって古民家を残すのも、なかなか風情があってよい。と思っていたら・・

ちゃっかり浴衣を着て写真撮影に興じるギャル発見。

「インスタ映えする」からなんだろうな~

Maker's Mark

2017年7月。 コリドー街の路面店、立ち飲みスタンドがオープンした。

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こだわりはMaker'sMarkに特化したということ。

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メーカーズマーク・レッドトップと呼ばれるスタンダードなバーボン。

これをハイボールにして飲む。

付いてくるレモンピールは、グラスの下から飲み口目掛けて絞れ!

という、ご丁寧な注意書きまで。

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で、この店を取り仕切っているのは、東京は目黒・権の助坂でバーを営んでいた武田さん。 権の助ハイボールという名前のバーは、冷凍庫にいれていたサントリー角をダブル分、ウィルキンソンの炭酸壜を1本、氷は無し。 ここにレモンピールを飛ばす。

いわゆるサンボアスタイルのハイボールだった。

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サンボアスタイルといえば、このビルの隣のビル2階は、サンボアスタイルで有名な「ロックフィッシュ」さんが営業されているのも、何かの縁かもしれない。

 

さあ~、暑い夏。

ここはメーカーズマークでも、ミントジュレップで楽しもう。

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灘 コロンビア

かれこれ30年以上前、八重洲にあったビアホール「灘コロンビア」に通っていた。

店主は新井さん。実は家内の学友のお父さん。なので、頻繁に出入りしていた。

 

銘柄はアサヒビール。 いわゆる生ビールだが、独特のサーバー。古めかしいもの。

それを駆使して、ジョッキに生ビールを注ぐのだが、味がまるっきり違うのである。

すこ~しジョッキに残しておいたビールと、注ぎたてを比べてみると違いは歴然。

 

 しかも新しいジョッキの泡にはマッチ棒が立つのである。

 

この注ぎ方、ベースにはジョッキグラスを徹底的に綺麗に洗う。 油分が少しでも残っていると、この泡は生まれないのだそうだ。

そして、数回に分け注ぐ、ぺティナイフのようなもので余分な泡を取り除きながら、また注ぎ足す。 それと、旧式のビアサーバー。 

 

新井さんが急逝し、灘コロンビアも無くなり、今ではこの美味しいビールは飲めないが・・・・

新橋にあるビアライゼで、お弟子さんの松尾さんが注ぎ方、名物メンチを守っている。

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金沢

加賀百万石の栄華を今に残す兼六園

なかでも、琴柱灯篭は有名。 これだけで、金沢とわかる。

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次に観光客に人気なのが、ひがし茶屋街。

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ここは、いわゆる郭。 遊び場である。

なので、昼に来るべきではない。

ということで、夜来てみたが、茶屋として営業している所は少ない。

かろうじて突き当たり奥の方で、2階の座敷から三味線と野球拳の声が・・。

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まだまだ、文化が残っているところが面白い。

 

浅野川対岸の主計町には、久保市乙剣宮の境内脇から下に降りる「くらがり坂」を行くのが風情がある。

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ここを降りて、少し行った浅野川河畔が主計町。グルメ街だ。

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