ショーパブ
この写真に写る7人のダンサーのうち女性は1人だけ。
そう、オカマさんたちのショーパブでのラストの一幕。
唯一の女性は、振り付けなどを手がけ、ダンス指導している。
毎夜、19:30と22:00の2回。約1時間のショーが繰り広げられる。
開演前のMCもオカマさんたちにより、おもしろ・おかしく携帯電話のオフ、ショー開園中のトイレへの誘導、ドリンク類の追加などの注意が行われ、ショーへの期待が高まる。 ショー内容もコミカルあり、妖艶ダンスあり、物語仕立てありと飽きさせないし、ダンスレベルも高い。
しかし、これらのエンターティメントの裏には、レッスンやリハーサルなどの涙ぐましい努力があり、華やかなオカマ世界に憧れて入ってきた若者の大半は、きつくて辞めていくという。
少し頑張った子たちは、新宿で踊ってましたという経歴をひっさげて地方のオカマ店に行くらしい。
しかし成功したとしても、狭いし特殊な世界なので、日の目をみてTVやマスコミに引っ張りだことはならない。 もう少し、日本人もソフト面での評価を高め、価値を認めて相応の対価が払われる仕組みを築くべきなのではないだろうか。