大阪のうどん
東京の蕎麦文化に対し、大阪はうどんだと言われる。
が、大阪特有の・・・というより、讃岐などの影響が大きい。
大阪・阪急神崎川の「白庵」は、たぶん大阪で一番のうどん屋であるが供するは讃岐。
エッジの効いた四角くて腰のある麺、香川は伊吹島産のいりこで取った澄んだ出汁。
鶏天ぷらなどがセットになるが、麺と出汁だけで十分に満足できる美味しさに仕上がっている。
また、カレーうどんの文化も、大阪うどん屋には多い。
世間を騒がせている白モノ家電メーカー本社がある御堂筋線・西田辺駅にあるのが、「ゆきの」。 天ぷらも注文後に揚げるので、天ぷらも美味い。カレーうどんも美味しい。 欲張りな方には、下写真のようなカレー天ぷらうどんなるメニューもあり。
ここ大阪では2番目に美味いうどん屋。
更にうどんの話をすると、大阪人が本当に好きなのは「けつねうろん」。
多くの場合、三角のお揚げさんが入った、色の薄い関西系スープ。
ところが、京都に行くと、きつねうどんは、刻みの揚げにあんかけ。
この京風きつねうどんが、寒い冬には美味い。
東京・下町もんじゃ
東京下町の代表的B級グルメ、もんじゃ。
最近では月島を代表されるご当地グルメと勘違いされているが、
元来は、このような駄菓子屋の店先で供されていたもの。
都電・荒川遊園地にある「こどもの家・きくや」
店内は駄菓子売り場ともんじゃ焼きコーナーが2分されている。
鉄板テーブルは4つ。
切りいか・イカ・エビなどの具材ごとに数種類メニューがあるが、
どれも400円。 トッピングのベビースターは40円。
月島流と違い、供された器の中にベビースター、胡椒、ソースなどをブチ込む。
少しづつ鉄板に広げていくのだが、ここでは土手は作らない。
一気に焼いて、少しづつハガシにくっつけて食べる。
そう、抑え込むように鉄板に押し付けることで、焼けてハガシに付くのである。
ちなみに焼きそばも400円で、具材はキャベツのみ。
蒸し麺の具合がよく、醤油とソース、胡椒で味つけて召し上がれ。
東京のパスタ名(迷)店
浅草「カルボ」
店名にも使われる「カルボ」はカルボナーラ風
定番のナポリタン
ミートソース 上にかけるのではなくミートソースは和えられた状態で出てくる。
他にも醤油味の「ミカド」の4種があり、それぞれに大中小が用意される。
写真は、中。
路面のスパゲティ店、略してロメスパの総本山。「ジャポネ」有楽町
店名同メニュー「ジャポネ」 醤油味の和風スパ
もっと和風に、明太子と海苔
ここは、ボリュームが多いのでも有名。
レギュラー(並)、ジャンボ(大盛)の上に、「横綱」がある。
さらに裏メニューとして、親方、理事長、審議会と用意されている。
横浜の人は、ハンバーグの店と勘違いするが、ここはパスタの店。
こちらが有名な「ダニエル」
少しニンニクが効いたカルボナーラ風。 これが病みつきになる。
ペスカトーレは「ペスカ」と呼ばれ白と赤が存在する。
下写真はオイルベースのペスカ。 赤はトマトソース味。
白のペスカに青じそが入ると、「ペスカコンバジ」となる。
大阪店には、海鮮炒飯的メニュー「チャーリー」が存在する。
ランチタイムのセットでチャーリー付きがあるので、大阪・本町にご用の節は。